PLAXIS 3D ReadMe

PLAXIS 3D CONNECT Edition V20 Update 1の新機能

ユーザーインターフェイスの向上

PLAXISアプリケーションのユーザーインターフェイスは更新され、Bentleyの新しいアイコンと画像が表示されるようになりました。入力アプリケーションと出力アプリケーションの起動時に、スプラッシュ画面が表示されるようになりました。

結果ファイルを圧縮して保存

フェーズ設定で、結果ファイルを圧縮できるようになりました。圧縮ファイルはサイズが小さくなりますが、出力アプリケーションで開くときに若干のパフォーマンスのオーバーヘッドが発生します。

土層レベルの変更のコマンドの向上

ボアホールの複数の土層レベルを一度に変更できるようになりました。これにより、大規模なモデルのパフォーマンスが向上します。

埋め込み梁要素のメッシュ生成の改善

埋め込み梁要素のメッシュ生成が改善されました。改善は、パフォーマンスだけでなく、結果のメッシュの品質についても行われています。

「クイックスタート」ウィンドウ

「クイック選択」ウィンドウのデザインが変更され、最新ニュースとライセンスの状態も表示されるようになりました。また、ルックアンドフィールも新しくなり、名称が「クイックスタート」に変更されました。

Bentley Cloud Services

「ファイル」メニューの「Bentley Cloud Services」オプションを使用すると、BentleyのCONNECTEDプロジェクトとPLAXISプロジェクトを関連付けることができます。

PLAXIS UDSM

PLAXISをインストールすると、すべてのPLAXISユーザー定義土モデル(UDSM)も併せてインストールされます。このUDSMには、新しく開発されたMasonry、OC-Clay、軟化Hoek-Brown(HBS)などの構成(土)モデルも含まれます。

テクノロジプレビュー:Westergaard式による付加質量

Westergaard式による付加質量機能が追加されました。これは、動的な荷重条件(地震)下での、液体が構造物に及ぼす影響のモデル化に使用できます。たとえば、慣性効果や、ダムや壁に対して大量の水や液体により付加された静水圧をモデル化できます。

テクノロジプレビュー:ProjectWise統合機能

ProjectWiseデータソースからプロジェクトを開くことや、ローカルプロジェクトをProjectWiseデータソースに追加することが可能になりました。

テクノロジプレビュー:コマンドラインのオートコンプリート

コマンドラインのオートコンプリート機能により、コマンドやオブジェクト名の候補が自動的に提示されるので、コマンドラインが使いやすくなりました。この機能は「オプション」メニューで有効/無効を切り替えることができます。